2010年11月29日月曜日

週末は

亡くなったご遺族のお話の会に参加しました。
悲しみが癒えるには、人それぞれ時間が違います。
「私は乗り越えたから大丈夫よ」「主人の分まで長生きできるわよ」と、お話される方もいますが、まだまだそこに達しない方もいらっしゃいます。
「どうしてうちの夫だけが・・・。納得できない死なんです。私は、夫のもとに行きたい。長生きしたくない。」と涙で語っておられたかたがいました。
じっと黙ってお話をお聞きし、特に言葉をかけることはしなかったのですが、そのうち「お話したら、心が少しだけ軽くなりました。でも、軽くなる自分が許せないんです。夫に申し訳なくて。」と、また涙を流していました。
自分だけが健康に生きていることに罪悪感があると感じておられるようでした。
なんとなくわかる気もします。
その方のお気持ちが少しでも楽になればいいなと思います。
きっと、死別体験をされた方は、たくさんの深い思いを抱えて生きておられるのですね。
私が何かできること・・・。なんにもないのかなと、また色々と考えさせられました。

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