2008年3月31日月曜日

10人10色、いろんな思い

先日、人文死生学研究会という会に参加しました。生まれてくる以上「死」は避けられません。では「死」とは何か、「自分とは」何か、死んだらどうなるのか・・などについての研究会でしたが、同じ研究をしていてもこんなに様々な理論があるのだなと思いました。
私は仕事柄、たくさんの命に向かいあいます。人生観も死生観もそれぞれです。家族の中でも温度差を感じます。その中で、「互いの言うことを聞く姿勢」は大切だなと思っています。否定的ではなく、自分の考えだけを押し付けるのでもなく、といって流されるのでもなく(難しいですね)否定的な議論ではなく、認め合って議論することも大事なのかなと感じました。
10人10色は「個性」なのであたりまえなのですね。
そういえば、我が家の猫も個性的で、それぞれに性格が違います。わがまま、のんびり、甘えん坊・・・ペットは飼い主に似るといいますが、そうでもないようです。これも「備わった個性」なのでしょうか。

2008年3月24日月曜日

小さな木




数年前、私はひとりでイギリスの大学に留学しました。その大学は私が日本人は初めての留学生だったので、私は一人ぼっちでした。全寮制で、朝から夜まで勉強の日々。言葉もなかなか通じなくて、勉強についていけなくなり、部屋にこもることが多くなりました。
そんなある日、先生が私の部屋に訪ねてきて、窓から見える広い庭を見ながら「あそこに小さな木があるでしょう?あれはあなたみたいね。今は小さくてもしっかりと大地に根付いて大きく成長するわよ。楽しみね。」と抱きしめてくれたことを覚えています。
あれから数年がたち、先日大学の先生からメールが来ました。
「あの木を見るとあなたの成長を思い出すわ。きっと泣き虫のあなたも心が大きくなったでしょうね。」と。あの時の小さな木は、少しずつ幹を増やし、年輪を重ねてるんだなと思いました。
きっとそのうち緑を増やして、暑い日は涼しい木陰を作り、雨の日は傘となり、小鳥たちのさえずりの場所になるのかなと、私もあの時の小さな木のように成長できればいいなと思います。

名前の由来

もの(人)には名前がありますね。名前には意味があります。由来をたどるとその深い意味がわかるかもしれません。(逆に意味を知って由来がわかることもあるでしょう。)
私は、このブログを作る時に、タイトルを考えました。(長いタイトルですが)他にも候補はありましたが、思うままのタイトルにしました。「ナース」は私の職業です。「エリカ」は私の名前です。スピリチュアルはイギリスでスピリチュアリズム(心霊主義のこと。英語のスピリチュアリズム(Spiritualism)。人間等の死後の霊魂の科学的証拠が存在することを信じること。)を学んできたことです。
こうして考えた長い名前ですが、少しでも多くの方の体と心のために、役に立てればいいなという思いをこめています。
時々「これってどうしてこういう名前なんだろう?」と考えてみるのもおもしろいですよ。

2008年3月20日木曜日

「和」の心

最近、世界で大きな争いがあるニュースを見ました。争いは不幸を生みます。犠牲を生み、傷を負います。心も体も・・です。
それは大きな国の問題だけではなく、身近な社会でもそう感じるときがあります。人はさまざまな思想や価値観で生きているので、ぶつかることもありますね。
でも、相手を否定する(排撃する)ことと、お互い違う価値観を認めて融和することでは全く違います。
「穏やかなこたえは怒りをとどめ、激しい言葉は怒りを引き起こす」と読んだことがあります。
思いやりのある優しい言葉や思いで、互いが融和(うちとけて仲良くなること)し、融合(気持ちがひとつになること)できるようになる社会、世界になることを祈ります。私は、「思いやりを持つこと。」「自分がされていやなことを人にしないこと。」を心がけ、小さな部分ですが、できることからするようにしています。

2008年3月18日火曜日

使う言葉、使わない言葉

私は、仕事がら使わない言葉と使う言葉があります。使わない言葉は「がんばって」と「大丈夫?」「どうですか?」です。使う言葉は「無理しないでね」です。
命の現場で闘っている人は精一杯生きています。
精一杯の人は頑張りすぎて心も苦しくなるのです。その時は「無理しないで」と言ったあと、具体的なアドバイスをします。
「大丈夫?」も「どうですか?」もそれだけでは伝わらないように思います。私はいつも具体的にその人に合う言葉で話すようにしています。
言葉で伝えることの難しさ。表情やしぐさや口調でわかることがたくさんあります。手紙であれば字体でわかることもあるでしょう。うちの猫は言葉を話しませんが(あたりまえですね)、目を見たり、しぐさでしっかりと理解し合っています(私が叱るとこそこそ逃げていきます)。
でも、このように平面の「機械的文字」が発達した現代、私の言葉やメッセージがどれくらい理解してもらえるのだろうと不安になることがあります。言葉はコミュニケーションの一部でしかありません。コミュニケーションは一方的では成立しませんね。相手を理解して、話やメッセージを聞くこと(傾聴と言います)そして共感することで始まるのかもしれません。

2008年3月14日金曜日

成長の季節

最近、袴の女の子を見かけます。そういえば卒業式の季節です。みんな輝いていて、とても綺麗で、これから社会に羽ばたくのかなとみています。
人生のイベントのたびに人は成長するのですね。悲しいこと、うれしいこと・・それぞれの体験を卒業して羽ばたくことができるのではないかと思っています。
さなぎは、時期が来ると美しい蝶になり空を舞います。さなぎの時間がいいものなのか、狭くて窮屈なのかはわかりません。もしかしたら居心地が良くてさなぎのままがいいと思うかもしれません。大空がどんな世界か不安で羽ばたくことができないかもしれません。
でも必ずさなぎは時期が来ると蝶になります。世界は広いので、戸惑いや、方向を見失うこともあるでしょう。そんなときは羽を休めたり、周りを見わたしてください。きっと一人ではないことに気付きます。
私も皆さんがそんなときは、一緒に考えたり、手を差し伸べることのできる人になりたいと思っています。
なぜなら、私はみんなに支えられて成長していると感じるからです。

2008年3月12日水曜日

こころのごはん

先日、お天気がいい日に、公園で食事をしました。
人はお腹がすくとご飯を食べます。体に栄養がいきわたり、活動エネルギーになります。
お腹がすくといらいらしたり、良いアイデアが浮かびません。体力も落ちてしまいます。
心もそうだと思います。心も元気でいるには、体と同じように、ご飯(エネルギー)が必要です。
枯渇すると、物事を悪いほうにばかり考えてしまします。
食事は、人によって好き嫌いや好みがありますが、おいしいものを食べると満足して幸せな気持ちになります。
心も、良い影響で満足すれば、幸せな気分になります。
私は、最近やっと「良い経験も辛い経験も人生の糧となる」ことを学びました。辛い経験も、成長の糧となると感じてから、これもよい影響だと思うことができるようになりました。

たくさんの方からいただいたエネルギーを、一人でも多くの人に伝えていくことができればいいなと思う今日この頃です。

2008年3月10日月曜日

小さな気付き

昔は、車で移動することが多く、自分で運転をしていたので、周りの景色など見る余裕はありませんでした。
今は、電車などの公共機関を使わせていただいているので、窓から見る景色を眺めることがよくあります。さらに、あちこち歩くことも多いので、そうするともっと小さな景色が目に入ります。
小さな公園を発見したり、道端の小さな花に春を感じたり・・。広がる朝日や、流れる雲や、きれいな夕焼け。
日常の小さなことでも感動したり、新鮮な気持ちになります。
人に対しても、物事に関しても、違う側面をみると違った発見があると思います。それには自分が気づいてみようとしなければ、見えないかもしれません。
車を運転したまま、小さな花を眺めることはできないですから。
自分が変わると、少し世界も変わるかもしれませんね。

2008年3月6日木曜日

自分の中の法律

私は、小さい頃から「法律」をつくる習慣がありました。(もちろん国のではありません。)自分の中で決め事をするのです。「おてつだいをしなければならない」「勉強しなければならない」「・・・・・ねばならない」は私の思考で、そのために苦しくなることが多くありました。守らなければ自分が悪いようで自分を許せなかったのです。

でも、国の法律と違い、自分の中の法律(決め事)は自分で変えられるし、その決め事で罰せられることはありませんよね。最近、やっとそう思うようになりました。
自分を責めたり、責任感の強さから、バーンアウトしてしまう人もたくさんいます。余裕がないと、心も体も追い詰めてしまいがち。
一日中の疲れをお風呂などでゆっくりと過ごして、リラックスできるとまた、余裕ができてくるようです。

祖父が母宛に書いたはがきが最近出てきました。そこには「ケセラセラ(なるようになる)」と書いてありました。少しだけ、その意味がわかる気がします。

メタボリックな家族と癒し












今年の4月1日からメタボ健診がスタートします。これは、40~74歳の方を(確か5600万人)対象とする大規模な事業なのですが、具体的なシステムや方法はおそらく、多くの方々や、医療関係者にも十分に伝わっていないように思います。(実際私も厚労省のガイドラインを読み返していますが、これを理解して伝えるには大変だなと感じました。)

メタボといえば、我が家のネコ(ハナちゃん)は、肥満で、(メタボです)食事指導や運動療法をしているのですが、効果なく、私より大きなウエストで、どうしたものか悩んでいます。


ハナちゃん:7才(華麗な女の子?)私の癒しです。彼女は何も考えない寝ているときが癒されているようです。


癒される時間や空間は心と体にいいようです。自分だけの「癒し」探しをしてみては・・・。






初ブログです


今日はお天気もよく、初ブログ日和と判断して、ブログを作りました。
テーマを考え、なかみを考え、これから少しずつ、たくさんの方に、何かを伝えられるようにメッセージを書きたいと思います。
暖かくなってきましたが、街はマスクの人だらけ。いよいよ花粉到来です。私は花粉症ではないのですが、周りをみてるとつらそう・・・環境や体質が時代とともに変化してきたからでしょうか?

体の変化は、どんな時も心にも影響するようです。心の影響が体にも現れるともいうので、どちらもいい環境に置くこと、環境を作ることが大切なので   すね。