2009年8月19日水曜日

母のつぶやき

最近ため息が多くなった母。
体調がすぐれないのか、「死んでしまいたい」とポツリ・・・。
そういえば、母が25年間かわいがっていた猫の死以来、ずっと活気がなくなっていました。
その1年後に母のがんが見つかり手術。
その後は、ほとんど家から出ることもなく過ごしているなぁ。
親不幸な娘でごめんなさい。と思っていても、母の心の辛さはわかっていないのかもしれません。
「私が死んだら、あなたが何もできないから心配で死ねない。」だそうです。
親って、わが子は、いつまでも小さい時の子供のような感覚でいるのでしょうか。
「老いては子に従えっていうじゃない」というと「年寄り扱いしないでよ。」だそうです。
まだまだ、偉大な母を追い越せないので、心配かけつつも、いつまでもお母さんの娘でいさせてくださいね。

2 件のコメント:

Hide さんのコメント...

> 親って、わが子は、いつまでも小さい時の子供のような感覚
> でいるのでしょうか。

本当に何時までも小さな子供だと思っているわけではなくて、
娘が社会人として立派に活躍していることを誇りに感じつつも
お母様には、まだ小さかった頃のあなたの姿が、今でもまるで
ついこの前のことの様に重なって見えているのだと思います。

数えてみれば確かに20年以上前のことなのに、幼かった頃の
我が子の姿は、何故かついこの前のことの様に感じます。
もう大人だとか言っても、ついこの前までオムツしてよちよち
歩いていたんだもの、そんな何でもできるわけがない、って…。
だから、我が子が何かで苦労している姿を見ると、本能的に
自分が何とかしてこの子を助けなくちゃ!と思うのですね。

子に対する親の愛には、「際限」がない。
これで充分とか、これでお終い、ってのがない。
それに自分自身の能力の限界とか体力の限界とかも関係ない。
何が何でもこの子を守らなきゃ!という一念しかない。

だからもしかすると、お母様もご自身のご病気の辛さがある
にもかかわらず、自分には親としてこの子にしてあげるべき
ことがまだ残ってるって、そう感じていらっしゃるのかも知れ
ませんね。

母の愛は無私で無限で、…偉大です!

erica さんのコメント...

hideさんへ
そうですね。無償の愛なのだと思います。
小さい時に、寝ているふりをしていたら、抱っこして「いい子ね」といってくれました。
普段は言わないのですが・・・。
とってもうれしかったのを覚えています。
また、寝たふりでもしようかな。