2014年12月1日月曜日

大きな壁

私のかわいい教え子から、悩みの連絡がありました。
患者さんとうまくコミュニケーションがとれないと泣いていました。
これが成長の機会だと思い、たくさんアドバイスをしました。
傾聴しているか
どんなに装っても、普段の態度や言葉の語尾は出てしまう。患者さんは敏感に伝わる
苦手だと思う気持ちは伝わる
などなど。。。
私も通ってきました。
泣くほど悩んで悲しいのは、それだけ真剣に取り組んでいるからでしょうが、それ以上に患者さんは病のことで悩み苦しんでいること(もちろん比較はできないけど)人生経験の浅い女の子にいろいろ聞かれても答えたくないこともあるでしょう。
今までは、お話をしてくれる患者さんばかりだったそうです。いい患者さんは、いい患者さんのふりをしていて、気を使っていたかもしれない。
そんなことを話しました。
彼女は「まずい。自分の日常を改めよう」と言いました。
辛い環境は、自分を成長させてくれます。
患者さんに、教えていただくことはたくさんあります。
それで成長させていただいた分、恩返しをしなければと思います。
彼女は、「そう、大変ね。わかるわかる」という言葉を期待していたかもしれませんが、たくさんダメなところの振り返りをしました。優しく慰めることは簡単です。
でも、成長のために厳しく話すことも大事だと思います。
今までであれば、むすっとしていただろう彼女が、真剣に話を聞き、苦手だと思わない様に接する。と言ってくれました。
ピンチはチャンスです。
大きな壁を一つにり越えて成長する気がします。
頑張れ!
私がついているから(^^)

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