2008年9月1日月曜日

与えられること

「およそ事業をするには、まず人に与えることが必要である。」(岩崎弥太郎) とあります。
ギブ&テイク。つまり、与えるから得られるという言葉なのでしょう。 しかし、得られることを期待して与える場合、得られなかったときの落胆振りは大きかったりします。見返りを求めた行動ということが相手にわかる場合もあります。
大切なことは、Give and Be Given。(ギブ&ビーギブン)つまり、与えることで与えられるということです。 見返りを求めずに与えること。 すると、その答えはおのずと後から付いてきます。 一ヶ月後かもしれませんし、一年後かもしれません。5年後かもしれません。しかし、与え続けるという姿勢、生き方が大切です。
私達のお友達作りの始まりは、聞いてあげる。ことです。 物をあげるとは限らないのです。してあげるも「あげる」の一つです。そして、相手に、智恵や情報を教えてあげることができます。 お金や物をあげなくても、いくらでも、あげるものはあります。 そして、お互いが喜べる人間関係を作っていけたらよいですね。 「すべて商売は売り手喜び、買い手喜ぶようにすべし」(二宮尊徳) そして、輪が広がる展開に発展していくのではないでしょうか。
お仕事でなくても、人はそうしてかかわっていくものだと思っています。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

与えることで与えられる...難しいですね(笑)。
私も生きているからには、誰かに何かを与えたいとは考えているものの、いざ、それが仕事...となってくると、やはり成績というか結果出すことで頭が一杯になってしまいます。
じゃあ、最初からある程度直接的に人の役に立つ仕事、医療、看護、福祉、もしくは宗教、その他色々そういうことを仕事に就けば良いのかなと悩んでしまいます。
人に器用だとは言われますが、育ちも学も悪い私は実を言うと何もできませんw
だから、何をするべきかどうしたら人を幸せにできるのか、私には全くわかりません。
ただ、時間だけが流れていくのが最近怖いです。

erica さんのコメント...

そうですね。仕事となると難しいですね。医療も仕事ですし、組織の中では自分の思うようには動けないかもしれませんね。
「何もしなくても、いてくれるだけでいい。」私はみんなにはそういう思いでいっぱいです。
どうしていいかわからないけど、みんなに幸せになってほしいと思う心が、自分の知らないうちにきっと周りには伝わっているのだと思います。
私は、コメントを拝読して、コメントをいただくだけでも、安らぎを与えていただきましたよ。