2012年7月18日水曜日

ご報告です。






6月に、左の大腿部のところにできた腫瘍を切除する手術をしました。


傷は10センチ以上で、椅子に座るとあたる部分なので、痛くて座れませんでした。


病院に行ったら、すぐに入院、手術。と言われ、何が何だかわからないまま入院しました。


もともとは小さなできものだったので、すぐに終わるかと思ったら、こんなに大きな傷跡が残りました。


水着になることもないので、見えることはないけれど、最初は「悪性かもしれない」と言われて、退院後にかつらを見に行ったり(抗がん剤の治療で髪の毛が抜けるので)、万が一悪性だったら、生存率が短いと聞いたので(血管肉腫の疑いでした)、残りの数か月をどのように生きようか等と考えました。


死に対する恐怖はありませんでしたが、入院して、たくさん感じることはありました。


小さなことで感動したり、幸せを感じたり、悲しくなったり。


生きているってこんなことなんだと思いました。


結局、悪性ではなかったのですが、(ですのでご報告できるようになりました。悪性であれば、ご報告しないと決めていましたので)当たり前にできていたことができなくなったり、当たり前の生活ができることってすごいことなんだと感じます。


結果が出るまでは、毎日泣いていました。周りに心配をかけててはいけないと思ったので、一人で泣きました。




傷はまだまだ痛いけれど、もう走り回れるくらいの気持ちです。


これから、今まで以上に頑張って一つ一つ大切にして生きていかないといけないなと思いました。




感謝。

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