2009年4月7日火曜日

次世代にどのような社会を作るか

←香山先生
日曜日、桜の花びらが舞う暖かい日に立教大学の「次世代にどのような社会を作るのか」という講演会を聴きに行きました。今の若い人たちにある傾向や、次世代を育てる社会の在り方などが提議されていました。
その中で、ニートの問題が出ました。
ある人が友人に「仕事なにしてるの?」ときいて「ニートしてるんだよ」と答えたそうです。すると「いいなぁ。俺もニートになりたいよ」といわれ、その子は人知れず号泣したそうです。「ニートなんてなりたかったら会社辞めればいいじゃない。」と思ったそうです。なぜだか印象的な内容でした。
人は、知らず知らずに誰かを傷つけているかもしれません。言葉の裏にある気持ちや背景を表面上だけでなく捉えることはとてもとても困難ですが、SOSを見逃さない日頃からのコミュニケーション能力を身につけたいと強く思いました。


1 件のコメント:

あき さんのコメント...

くちべたでなかなか気持ちを表現できず、人から誤解されることが多かったので、コミュニケーション能力を鍛えるために今の仕事(電話コミュニケーター)に導かれたのかもしれません。まいにち何十人という人の話を電話だけで聞きとり、今どういう状況なのか?なにを知りたがっているのか?どうしたがっているのか?を察し、期待にこたえなければなりません。ひとつの事を伝えるためにその何倍もの知識やコミュニケーション能力が必要とされます。以心伝心にたよるのではなくほんとうにお互いの気持ちを伝え合い、理解しあうためにはコミュニケーション能力に磨きをかけておかねばならないと痛感しています。