2009年2月9日月曜日

学会が終わりました。

土曜日に大宮ソニックシティで、医療の主にがんの緩和医療)の発表をしてきました。
ある医師が「がんの患者さんの治療ができなかったとき(治療の甲斐なくなくなったとき)負け戦をしたような気持ちになる。その悲しさ、悔しさは計り知れない。でもそこには負けたのではなくたくさんの次の手がわかる。決して負けたのではない。人のために精一杯尽くし、そして自分たちも一段と強くなる。なくなった方がそれを教えてくれえる」 と言うようなことをお話されました。
私たちは命の灯火が消えていくたびに、何もできなかったような無力感、ほかにあったのではなかろうかと悩みます。 今回発表したケースも、本当に私に心を開いてくれていたのだろうかと今になって考えることもあります。
私たちは、そのときそのとき、精一杯のかかわりをします。 ただ、その中で「ありがとう」の言葉が全てを救ってくれるんだなと感じました。

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