2009年2月14日土曜日

高野山大学スピリチュアルケアセミナーに行きました。

今日、スピリチュアルケアセミナーに行きました。私の人として大変尊敬している、東札幌病院のチャプレンの小西達也先生の講義がありました。
先生はとても穏やかで、メイヤロフ氏の言葉を引用し「押し付けはケアとは正反対のもの。ケアとはもっとも深い意味で、その人が成長すること、自己実現することを助けること」「他者をケアする中で、あるがままの相手をみつめなければならないのであって、私がそうあってほしいとか、そうあらねばならないと感じる気持ちで相手を見つめることはできないのである」と話され、ケアする場合、ケアをする側のあり方も問われるとおっしゃいました。
また、井上ウイマラ高野山大学スピリチュアルケア学科准教授は「自分を知る程度でしか人を知ることができない。自分を大切にする程度でしか、人を大切にできない。」と話されたことが大変心に残りました。
私たちは医療だけでなく、人とのつながりでも、生きていくうえでも、とても大切なことだと再確認しました。

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