2008年6月14日土曜日

医療事故・真実説明・謝罪普及プロジェクト公開フォーラムに参加しました


6月14(土)東京大学医学部研究棟鉄門講堂にて「医療事故対応のためのフォーラムに参加してきました。医療過誤や医療事故に対して、医療者がなぜ謝罪しないのか(過失を認めることになり、訴訟などで不利になるということでした)それに関して、訴える家族は、誠実なマニュアルではなく、心からの謝罪を求めていることで、実際に1歳6ヶ月のお子さんを医療事故で失ったご遺族と、医療ミスを認め謝罪したT病院の医師が一緒にコメントをしていたのに驚きました。
和解をしたそうですが、それには、病院側がすぐにミスを認め、謝罪し、改善策をとり、誠実な対応だったことと、それまでのコミュニケーションがきちんと取れていたことで、和解に至ったそうです。
訴訟となると、それを恐れて萎縮医療となったり、医療崩壊に拍車がかかりそうな気がします。
紛争になる前に、和解できると双方とも時間や精神的、経済的負担がなくなるのでは。と医療紛争メディエーターという紛争前の和解をする人の育成をしていますが(アメリカではすでに行われています)これも早稲田大学の和田教授(私の尊敬している教授です)が力を入れてくださっていますが、規制があって、まだまだ公平だとはいえない感じもします。
誠心誠意の対応があれば、紛争までいたらなくても、和解はできるのではないだろうかと私は思います。
あと、話は違うのですが、ある方から「人を助けるには、自分に余裕が必要です。だから身体に気をつけて。」と、とっても嬉しい、ありがたく、あたたかいアドバイスをいただきました。そうですね。きちんと心に刻んで、これからも頑張ろうと思いました。たくさんの方に支えていただいていること、感謝しています。
私も、社会貢献や、皆さんの力になれるように、心に余裕をもって頑張りますね。

2 件のコメント:

スネイクヘッド さんのコメント...

おつかれさまです。
心無き医療者は医療に携わる資格なし!
と思いますよ。
いや、医療者だけでなく
すべての人間が他人を思いやる、
いつくしむ心を持てば世の中もっと
HAPPYになるんでしょうね。

erica さんのコメント...

何事も、心無い謝罪(表面上)は、相手に伝わりますね。と同時に、心のこもった言葉は、謝罪だけでなく、感謝や、どの言葉も心に響きますね。医療者や何をしていても「人」であってほしいものですね。