2008年4月14日月曜日

4月12日「医療現場の生の声を国会に届けるシンポジウム」に参加しました

「医療現場の危機打開と再建を目指す国会議員連盟」のメンバーが主となり、医療提供者(医療従事者)、医療メディア、政策立案者、患者団体の参加でシンポジウムが開催。聴講席は満席で「真の公聴会」は開幕となりました。
救急患者のたらいまわし、週産期医療、訴訟による萎縮医療、新生児(NICU)の現状、職員不足からくる医療者の疲弊(ある病院は年間100回もの当直をしている医師がいるそうです)の問題が現場の方から話がありました。
どれも今始まったことではない様に思います。私が勤務しているときもそのような問題は感じていたし、患者として入院したときも疑問を持ったことがあります。
患者代表の方は、「医療の安全と質」を求めていました。
今回は、議員と医療提供者(医師がほとんど)の参加でした。
医療者も誰でも生きている以上病気になります。家族が病気になることもあるでしょう。誰しも「他人事」ではないのです。現場の声もだが、患者さん、国民の本当の声はどこまで政治に届くのだろうかという感想を持ちました。

2 件のコメント:

スネイクヘッド さんのコメント...

そうですね、この国の医療の現実、
大変【厳しい】ものがありますね。
先日弟が足の親指をはがす大けがをしまして
幸い地元には救急対応の病院がひとつあるので
助かったのですがそれでも1時間待ってましたね。

医療の安全と質、お年寄りから子供までが充分な
対応を受けられるよう、医療従事者だけにそれを
求めてはいけませんよね。
もちろん厚労省、医療者、国民がもっともっと
真摯に真剣に考えて、改善の道を見つけなければ...。

匿名 さんのコメント...

スネイクヘッドさん
コメントありがとうございます。
弟さんのこと大変でしたね。痛みはないのでしょうか?歩くときに辛いですから。(私も経験があります)
医療提供者として言いたいこともあるし、患者としても家族としても主張はあるのですが、いつも感じる「温度差」を少なくできることは大事なのかもしれませんね。
個人では解決できないのですが、「できないからやらない」だと何も動かない気がします。